藍の原産地、開花時期、育て方、寄せ植え、花言葉
目次
藍(あい)とは?
- 科目 タデ科イヌタデ属の一年生植物
- 別名タデアイ(蓼藍)、アイタデ(藍蓼)
- 原産地 中央アジア
藍は全長60cmから90cmほどの植物でベランダなどでも育てやすく初心者におすすめです。1年草なので、栽培が初めてという人も楽しんで栽培することができます。秋頃に見頃を迎え、ピンク色の粒状の花を枝先につけます。藍染をイメージしている人にとってはピンク色の花というのは意外かもしれませんね。
藍は昔から主に染料として使われてきた植物です。日本では学校教育にも使われるなど伝統を知る機会としても愛されている植物のひとつです。また、栽培方法がとても簡単な上にスペースも取らないので初心者におすすめの植物とも言えます。育てた藍はガーデニングやお部屋の観賞用として使用してもいいですし、また藍染にチャレンジしてもいいでしょう。とにかく、初めて植物を栽培する人にはおすすめの植物なので、ぜひ藍について知っておきましょう!
藍(あい)の栽培方法
藍は、3月~5月にかけて種まきの時期です。地植えでも構いませんが、ベランダなどで育てる場合は鉢植えやプランターなどに植えるといいでしょう。水やりは土が乾いたら必ず行いましょう。水のやりすぎは根腐れにつながるので注意が必要ですが、5月頃は生育のピークになるので特に水やりを注意して行うといいでしょう。
7~9月にかけてが収穫の時期です。藍染めを行う場合は花が咲く前に摘み取るといいでしょう。花が咲いてしまうと藍染めの際にしっかりと染まらなくなってしまいます。藍染めをやるために藍を栽培する方は、この点に気をつけるといいでしょう。
藍(あい)染めとしても有名
藍と聞くと植物のイメージよりも藍染めとしてのイメージが強い人が多いことでしょう。藍染めは、繊維に直接染料を塗るのではなく、繊維に藍の染料を浸みこめせて色つけていきます。日本では、昔から伝統的に藍染めが行われており、今でも盛んに藍染めが行われています。藍染めは、色が落ちにくく、消臭効果や虫除け効果もあり、美しい見た目以上にこういった効果も背景にあり、普及してきました。
実際に藍を栽培して自宅で藍染めをすることもできるので、これを目当てに藍を栽培したいという人も多いと思います。簡単にできるという点も藍染めが昔から普及してきた理由なのかもしれません。
藍(あい)まとめ
藍についてご紹介しました。藍染めとして有名な藍ですが、花自体はピンク色をしておりイメージと違ったという人も多いのではないでしょうか? 藍自体は初心者におすすめできる簡単な植物です。また、スペースも取らないのでご自宅のベランダなどで栽培することができる植物です。また、水やりや肥料なども特に難しいことはしないので、根腐れや枯れなどに気をつけて育ててれば綺麗な花を咲かすことができるでしょう。
藍染めとして使用する場合は量が必要なので、プランターなど大きな鉢に入れ替えて育てるといいです。こちらも最初は小さな鉢から初めて植え替えのタイミングで大きなプランターに替えると初心者でもうまく栽培することができます。もし、藍染めをするために藍を栽培する場合は参考にしてみてください。