花風水で運気アップする方法と効果が出ない時に確認したいこと
目次
花風水とは
花風水とは、その名の通り、花を使った風水のことです。風水とは、中国の長い歴史の中で培われた環境学の1つで、あらゆるものが発する「気」の流れを調節することで良い「気」を取り込み悪い「気」を追い出すことで運気を上昇させます。すなわち花風水はインテリアに花を取り入れ、その種類、色、飾る場所、方角を適宜選択することで運気を上げるテクニックということになります。
風水において、生き物である花は特別な意味を持ちます。生き物は「生気」という気を生み出しており、気の流れをよくしたり周りの気を活性化する性質を持っています。そういうわけで、どんな花を飾っても家全体の運気を上げることはできるのですが、効率的に運気をアップするには以下のようなポイントを意識して飾りましょう。
運気アップのための花の選び方
まず初めに考えるのは、飾る花の選び方です。中でも着目するのが花の色です。
色は風水において大きな意味を持っています。色ごとに司る運勢が決まっており、自分が上げたいと思う運気を司る色の花を選んで飾れば効率的に運気アップが図れるでしょう。
例えば赤色は仕事運、ピンクは恋愛運、黄色は金運を司っており、青色は情報力や語学力を向上させ白色は悪いものをリセットしてくれる力があります。これらを理解して花を選択するだけで、ターゲットが絞られて効率的に花の力を借りることができます。
花の種類にも様々な意味がありますが、数が膨大で色との兼ね合いもありますので、まずは色を意識して花を選んでみることをおすすめします。
運気アップのための花の飾り方
次に花の飾り方についてです。飾る花の種類が決まったら、次は花を飾る場所を選びましょう。風水において方角も重要な意味を持っており、アップしたい運気に合わせて飾る方角も選ぶと良いでしょう。ざっくりご紹介すると北は恋愛運、西は金運、東は仕事運、南は美容運といった具合で、さらに深く見ると北東や南西などの八方位にも意味があります。
方角とは関係なく花を飾ることで運気を上げやすくなる場所も存在します。それは気の出入り口である玄関、悪い気の溜まりやすいトイレ、気が乱れやすい台所などです。また日当たりの良い明るい場所には良い気が溜まりやすいのでそういった場所に花を飾るのもおすすめです。
運気を下げてしまう花の飾り方
運気を上げる飾り方があれば下げてしまう飾り方もあります。
まずは飾っている花が枯れている場合です。花を飾ることで運気アップを図れる最大の理由は、花が生き物であるという点にあります。死んだ花は「生気」を出さないばかりか、むしろ「死の気」を発生させてしまうためかえって運気を下げてしまいます。同じ理由でドライフラワーもNGです。造花は死の気は出しませんが、生気も出さない上、ホコリなどで汚れると悪い気を出しますのでおすすめできません。
次に花瓶の水を替えない場合です。花瓶の水は花が吸収した悪い気が流れて溜まってしまう場所なので、1日に1度は取り換えるようにしましょう。
まとめ
花風水を上手に使えれば、自分が欲しいと思う運気が思いのままにできるかもしれません。あなたも花風水のコツを覚えて上手に花の力を借りてみてはいかがでしょうか。
花風水の効果が出ないとき
花を飾るだけで開運効果があるとされる花風水ですが、いくら飾っても運気が上がらない、という事はありませんか?花風水ではどこに何の花を飾っても運気を上げると言われています。ですが効果を上げるにはちょっとしたコツがあるのです。今回は、花風水で効果が出ないときに確認していただきたいことについて紹介いたします。
効果が高いのは生花
【効果がある生花】花風水で最も効果があるのは生花です。生花はたくさんの気を持っており、浄化の効果や運気を上げる効果があります。また、花の蕾(つぼみ)は「くさかんむり」に「雷」と書くように、雷ほどのパワーを秘めています。ただし花屋さんの冷蔵ケースに長期間入っていた蕾はケースから出した途端、花開きしおれてしまいます。花を買う時はなるべく自然な状態で保管されているものを選びましょう。
【効果がある造花】生花の次に花風水効果が高いのが、フェイクフラワーやフェイクグリーン、いわゆる造花です。造花では効果が無いと思っている方も多いかもしれませんが、造花は生花ほどではないにしろ生花の何割かの効果があります。フェイクフラワーやグリーンの中でも光触媒加工されたものは空気を浄化する効果がありますので特におすすめです。
【効果が出ないドライフラワーやプリザーブドフラワー】ドライフラワーは風水では枯れた花とされています。枯れた花を飾ると悪い運気を出してしまいますので花風水では飾らないようにしましょう。また、プリザーブドフラワーは生花に薬品を吸わせて生きているのと同じ状態にしているだけで、呼吸をして生きている訳ではありません。「プリザは時を止めた花なので大丈夫」と思っている方もいるようですが、これも花風水ではNGになります。
効果が高い花瓶
【効果がある陶器の花瓶】陶器の花瓶は「土」の気を持っていますので花を生けるのにおすすめです。金運を上げたいなら丸みを帯びた花瓶、貯蓄を増やしたいなら安定感のある花瓶など、目的に合わせて使い分けます。
【効果があるガラスの花瓶】ガラスは「水」の気を持っていますので、やはり花を生けるのにおすすめです。ですがあまりにもガラス製品を多いと陰の気を増やしてしまうので注意が必要です。ガラスの花瓶は恋愛運アップの花風水で使うと効果が上がります。
【効果が無いプラスチック製の花器】よくフラワーアレンジで使われるプラスチック製の花器は、軽くて使い勝手が良いのですが花風水ではおすすめできません。プラスチックは「火」の気を持っているので運気を燃やしてしまうと言われています。花風水だけでなく、家の中にもプラスチック製品を多く置かないようにしましょう。
【花瓶の下には布を敷く】花瓶をそのまま置いてしまうと、せっかくの運気が下に流れて行ってしまい、花風水効果が半減してしまいます。花瓶の下には布やコースターを敷いてせっかくの運気を逃さないようにしましょう。
花風水の効果が出ないときのまとめ
今回は花風水で効果が出ないときに確認していただきたいことについて紹介いたしました。どこに何の花を飾っても運気を上げるのが花風水です。ですが間違った花や花器を使ってしまうと、効果が上がらないどころか運気を下げる原因になります。花は生花を使い、花器はプラスチック製品を使わない、花瓶の下に布を敷く、この3つを押さえれば少しずつ効果を実感していただけると思います。