紫と相性の良い方角と紫の花の花風水
目次
紫色
風水では紫は「火」の気を持つとされています。紫は優雅でワンランク高い高貴な色として捉えられ、ひとくちに紫と言っても濃淡の違いや他の色との混合により様々な呼び名に変わります。花や植物の名前が付けられているものでは藤色(ふじいろ)、菫色(すみれいろ)、桔梗色(ききょういろ)、葡萄色(ぶどういろ)、ラベンダーなどがあります。
紫色の花風水
紫色の花というと皆さんはどの花を思い浮かべますか?上で紹介した藤やスミレ、キキョウ、ラベンダー、の他にもトルコキキョウ、リンドウ、アイリス、アヤメ、アネモネ、クレマチス、ヒヤシンス、アサガオ、アジサイ、スターチス、ツリガネソウ、ライラックなどがあります。またカーネーションではムーンダストという種類が近年誕生しました。この中のどの花を思い浮かべてもしっとりとした上品さをイメージさせる紫という色は不思議な色ですね。今回はこの高貴で奥が深い色である紫色の花を使った花風水について紹介いたします。
紫色と相性の良い方位
紫と特に相性が良いのは南と南西です。この二つの方位の意味と、それぞれに取り入れたい花風水の方法について見ていきましょう。
南に飾る紫色の花風水
風水の考え方では、南は季節では「夏」を表し「火」の気を帯びている方位とされています。家の中でも日当たりが良い南は「陽」の気が強く、この方位にある玄関やリビングはとても吉相です。古来からの風水の考え方では暖かい南にはキッチンは向かないとされていますが、エアコンや冷蔵庫のある現代の環境ではあまり関係のないことかもしれません。南は社交運や人気運、知性や芸術、また美しさなどに影響を与える方位とされており、南の環境を整えることでこれらの運気がアップする効果が期待できます。
【南の玄関に飾る紫色の花】気の入り口である玄関。「陽」の気であふれている南の玄関に紫色の花を飾れば社交運や人気運アップに効果があるでしょう。また南の玄関を整えることで仕事運も快調になります。南と相性の良い紫はワンランク上を目指すときに取り入れたい色です。仕事で成功を収めたいときにも南の玄関に紫色の花を飾りましょう。
【南のリビングに飾る紫色の花】日当たりも良く「陽」の気が降り注ぐ南のリビングは家族全員の運気を上昇させる場所です。この吉相である南のリビングと相性の良い紫色の花を飾れば家庭の運気をさらにアップする効果が期待できます。
南西に飾る紫色の花風水
風水の考え方では、南西は季節では「晩夏」を表し「豊穣の大地」の意味を持ちます。南西は家族の定位では「主婦の定位」とされており、女性の部屋に向いているという事です。主婦の定位とは言うものの、暖かい南西はキッチンには向いていないと言われていますが、これもやはり古来からの風水の考え方によるものなので現代ではあまり気にしなくても良いかと思われます。また南西は裏鬼門と呼ばれ、玄関にも向いていないとされています。反対に南西で吉相なのはリビングで、特に凶方位を持たない寝室を配置するのも良いとされています。
【リビングに飾る紫色の花風水】日当たりが良く明るい南西のリビングは、南ほどではありませんが吉相と言われています。夕方の西日が強い時には遮光カーテンを閉めれば良いですし、暖かく居心地が良いのでので家族もそれとなく集まってくるでしょう。この南西のリビングに紫色の花を飾れば家庭を切り盛りする女性の運気がアップしますし、女性の運気がアップすれば家庭運も上昇します。
【寝室に飾る紫色の花風水】寝室には紫色の切り花を飾りましょう。南は「火」の気を強く持つ方位ですので、火を燃やす木があれば南の寝室が落ち着きますのでインテリアは木製のものが適しています。紫の花以外にはフェイクの観葉植物を置くと落ち着いた寝室になります。なぜ本物の観葉植物を置かないのかというと、植物は二酸化炭素を吸って酸素を出しますが、夜になると逆に酸素を吸うということなので寝ている間に酸素不足にならないようにという理由からです。
紫色の花風水まとめ
今回は高貴で奥が深い色である紫色の花を使った花風水について紹介いたしました。紫色を取り入れればワンランクアップを叶えられると言われていますので、何かにチャレンジしたい時や成功したいときには積極的に取り入れていただきたい色です。紫色の美しい花も是非花風水に取り入れていただければと思います。