三方見と四方見とは?姫リンゴの可愛いアレンジメント
目次
フラワーアレンジメントにおける三方見とは
正面と左右から見た状態が整った状態であるアレンジメントを三方見といい、三角形の形であるトライアングルや高さのある特徴的なアレンジメントなど、お好みの形を幅広く選べます。後ろ側が壁である場合に適しているため、アレンジメントを作る時は後ろ側には手を加えません。
小さなアレンジメントも三方見であれば使うお花の量も減らすことができ、簡単なアレンジメントを作れてとても良いです。例えば洗面所やお部屋の窓際にお花があると素敵ですよね。このようなバックに何もない場合にはお花は正面を向いている部分だけにあれば十分です。
フラワーアレンジメントにおける四方見とは
四方見とはどの方向から見ても綺麗であるアレンジメントで、ドーム型のラウンドアレンジメントやラウンドアレンジメントの両サイドをすっと伸ばして長さを出したものなどが一般的です。
食卓や会議の席でのテーブルには四方見のアレンジメントが適しています。例えば結婚式のゲストテーブルも、可愛らしいサイズの四方見のお花が中心に飾ってあることが多いです。
姫リンゴのテーブルアレンジメントの作り方
いつもワンパターンになってしまう方におすすめのアレンジメントをご紹介します。
姫リンゴをアレンジメントに使って可愛らしく仕上げるアレンジメントです。姫リンゴとは、ピンポン玉くらいの赤や緑のミニサイズのりんごです。お花屋さんでよく売られています。
今回は食卓用なので直径8㎝ほどの器に小さなラウンドアレンジメントを作ります。
用意するもの
・器、オアシス
・姫リンゴ(グリーン)7~10個
・黄色、オレンジ系のラウンドアレンジメント用の花材
1、姫リンゴの下の部分に爪楊枝やテーピングしたワイヤーをさしこみ、オアシスに挿す部分を作ります。今回は3つ分準備します。
2、黄色、オレンジ系のアレンジメントを作る途中に1で下準備した姫リンゴを程よい場所に挿します。上から見ると三角形になるように配置します。姫リンゴはガーベラと同じくらい大きさなので、丸っこくて可愛らしいアレンジメントに仕上がります。
3、アレンジメントが完成したらテーブルの中央に置きます。残りの姫リンゴをアレンジメントのまわりのテーブルの上に置きます。横長いテーブルの場合は程よくランダムに、コンパクトなテーブルにはまわりを自然に囲むようにします。
可愛らしいアレンジメントからりんごがこぼれ落ちたようなパッと目を引くアレンジメントができます。今回は元気な印象で黄色、オレンジ、グリーンで作りましたがこの組み合わせは調和がばっちり取れます。姫リンゴのグリーンはとても爽やかな色なので、色を問わずどの色に合わせてもしっくりきます。姫リンゴはとても万能で、ガラスの器にいくつか飾るだけでも可愛いのです。アレンジメントの両サイドに小さなコップに姫リンゴを2~3個入れてみても良いですね。いつもと違うものを飾ると自然と会話も弾むことでしょう。
フラワーアレンジメントにおける色の効果
・少し気分が落ち込んでいるときは黄色やオレンジのビタミンカラーがおすすめです。
・穏やかで優しい雰囲気が欲しい時は淡い色調のピンクやクリーム色で柔らかい印象にします。
・フレッシュさと清潔感が欲しい時は白やグリーンを合わせると素敵です。
・おしゃれでモダンな感じが良い時は、アンティーク調のスモーキーな色合いを使ってみます。
・夏の暑さを涼やかに乗り切りたい時はブルーのお花を取り入れてみましょう。
自分の好みのものを飾るのが一番ですが、悩んだ時に参考にしてみてください。上手にまとまりを出したい時のポイントは色を混ぜすぎないことです。ピンクであれば濃い、薄いで組み合わせたり、淡いピンク、淡い黄色というように淡いもの同士で合わせるとそれぞれが主張しすぎません。