花が幸せをもたらす!花の風水的効果とは?
目次
風水とは何か
風水とは、古代中国の長い歴史の中で培われた環境学です。あらゆる物事は「陰陽五行説」にて説明されるとし、その相性を考えて物の配置や組み合わせを考えます。そうすることで気の流れをよくし、良い気だけを取り込み悪い気を吐き出すようにして運気を上げていくのが、風水のねらいです。
では、風水の基本思想にあたる「陰陽五行説」とはなんでしょうか。「陰陽五行説」とは、すべての物事が「火」「水」「木」「金」「土」の五つの要素と「陰」と「陽」の二つの性質で説明できるとする考え方です。それぞれの要素には相性があり、相性が良いものを組み合わせると「相生」と言われる相乗効果が、悪いものを組み合わせると「相克」と呼ばれる打ち消し合いが起こるとされています。「陽」の気は積極性やエネルギーを生み出し、「陰」の気は冷静さや落ち着きを与えてくれると言われています。これらの考え方を元に、風水は運気を上げてくれるというわけです。
風水における花の存在
風水において、花とはどのようなものなのでしょうか。実は、風水における花は少し特別な存在です。なぜかというと、花は生きているからです。
生き物は、生気と呼ばれる気を発すると言われています。生気は気の流れを作り出し、周りの気を活性化するはたらきがあります。それは私たち人間や、ペットの犬や猫でも同じことではありますが、動物では決まった場所に配置しておくことができないので、悪い気の溜まった場所に行けばそれを活性化してしまったり、溜め込んでから放出してしまったり、気を乱してしまうこともあります。
その点花は決まった場所に置いておくことができるという利点があります。しかも風水において、色はそのものの性質を決める要素の一つです。花には赤や青、ピンクに黄色など様々な色があり、自分が上げたい運気に合わせて飾る花を選ぶことができます。さらには、植物は悪い気を吸い取ってくれる作用がありますので、悪い気の溜まりやすい場所に置いても気の浄化作用を示してくれるでしょう。
花の効果を生かす飾り方
上記の通り、花は気の流れを良くしたり活性化したり、悪い気を吸い取ったりとその場所の気をより良く整えてくれる作用があります。この効果を生かすためには、花の飾り方を工夫することが重要です。
まず、飾る場所は気の出入り口である玄関や悪い気の溜まりやすいトイレ、気の乱れる台所、人が良い気を養う空間である寝室などがおすすめです。つまり、気を動かしたい場所、悪い気を追い出したいところ、良い気で満たしたいところが花を置く場所としてベストであるということになります。
次に、花の色やその組み合わせを考えながら飾ると良いでしょう。赤は仕事運、ピンクは恋愛運、黄色は金運といった風に、風水ではいろは大きな意味を持ちそれによって司る運に差があるとされています。自分が上げたいと思う運に合わせて花の色を選ぶことが大切です。また相性の良い色は相乗効果が図れることもあるので、そちらも一考すると効果的です。
まとめ
花は風水におけるスーパーアイテムです。そんな花の力を効果的に使うことができれば、ちょっとの工夫で大きく運気を上昇させることができるでしょう。