ガーデニング上級者!ニコチアナの花言葉と上手な育て方♪
目次
基本情報
科目:ナス目ナス科
別名:ハナタバコ、マルバタバコ
原産地:アメリカ、ポリネシア、オーストラリア
ニコチアナの特徴、花言葉
さて、そんな熱帯生まれのニコチアナですが、開花期は6~11月とまとまった期間に長い間花を咲かせてくれます。株はロゼット状で、そこから茎を伸ばし白、赤、ピンク、緑などのバリエーション豊かな色の星型の花を咲かせます。小花は5~10個付け、短い房のような形になります。別名の「ハナタバコ」「マルバタバコ」が気になりますが、これはアフリカで葉たばこの原料になる農作物でもあったためです。背丈は30~100センチ程で、これは主に観賞用の種となります。花言葉としては、「あなたがいれば寂しくない」「ふれあい」「秘密の恋」「私は孤独が好き」など、多種多様です。他にも、「保護」「援助」といった意味もありますが、ニュアンスが双極的過ぎてプレゼントとして贈った場合は相手がどのように受け取るのか問題になってきますね。
ニコチアナの上手な育て方
育て方としては、園芸をよくなさっている方ですと簡単ですが、初心者の方ですとボリュームがより一層感じられ育て甲斐のある花になっています。お手入れとしては、萎れた花や枯れた花はこまめに摘み取って株をきれいにしておくことが重要です。二コチアナは葉と葉の間から茎を伸ばしてその先にまとめて花をつけますので、枯れた花を切り落とす際は葉の付け根辺りで花穂ごと切り落とすことになります。そうしますと、わきから新しい芽が出てきて次々と花を咲かせていってくれますし見た目も大変バランスの取れた形になっていきます。二コチアナは暖かい場所で生まれたお花ということもあり、日当たりがよく風通しの良い場所を好みます。室内で育てたい場合も、なるべく日の当たる窓際などが良いでしょう。花の表面は非常に弱いので、直接雨に当たると痛んだり色がはげたりしてしまうため、梅雨時や雨の時は雨の当たらない場所に移動してあげると良いですね。寒さには弱いので、冬場に気温が5℃を切ると枯れきってしまいます。15℃以上であれば冬場でも花を咲かせますので、室内で育ててあげるといいでしょう。お水は、土の表面が乾いたと思いましたらたっぷりと与えましょう。しかし、二コチアナはどちらかと言えば乾燥を好むので、水の与えすぎには十分に注意が必要です。
二コチアナに合う花って?
一緒に植えたいお花ですと、バリエーション豊かな色の花をつけると言っても、青色のお花はなかなかつけませんのでリンドウなどの青色の花をつけるお花が良いかもしれません。多種多様な色の花をつけるので二コチアナ専用のコンテナに二コチアナだけを楽しむのも面白いですね。また、二コチアナは葉から花にかけての茎の美しいラインがよく見えますので、その背の高さも楽しむことができるように背の低い花は避けたほうがいいかもしれません。
まとめ
今回は二コチアナに就いてまとめさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。執筆者の中で二コチアナと言う花は、何人たりとも寄せ付けないような気高さや純潔さを醸し出しているようなイメージでしたが、ピンクや赤の二コチアナからは、花言葉で言う「私は孤独が好き」だけでなく「あなたがいれば寂しくない」や「秘密の恋」という少女らしい一面も感じられ、より親近感や愛着が沸きました。また、写真にも載せましたようにニコチアナには緑色といった変わった花色があり、この柔さを感じさせるような優しい緑色の花穂も二コチアナの素敵な魅力のひとつなのではないでしょうか。皆様も、気高い美しさに加わり少女らしい純潔さを兼ね備えたそんなニコチアナを育ててみてはいかがですか。