フラワーアレンジメント花資格の徹底比較!
昔から花と人は深い関係にありました。平安の人々が花を愛でていたことが古文書にあるように、会社のロビーにきれいな花が飾られているように、花と人は時代を超えていつも共にありました。道端のコスモスを摘んできて牛乳瓶に挿す・・これだけでも立派な観賞と空間の創出ではありますが、現代ではしっかりとした知識と方法を駆使し、フラワーアレンジメントという手法で広く認知されています。いつもの日常にひとひらの花が存在するだけで、見える景色は随分と変わるものです。花が好きな方、こうした空間演出に興味のある方、この機会にフラワーアレンジメントの資格を取ってみましょう!おすすめの資格をまとめてみました。
目次
① フラワーアレンジメントデザイナー
フラワーアレンジメントデザイナーとは、季節に応じた花を美しく配置することでインテリアのワンシーンとして花々を空間演出に利用できる資格を有する者を指しています。
花というと、結婚式や入学式、卒業式などのお祝い事に花を贈る、といったどこか特別な感じがする方も多いのではないでしょうか。しかし、花はもっと身近なもので、ちょっとした工夫で日常生活に花を取り入れてみることで、季節感あふれるインテリアを自宅で楽しむことも可能なのです。
この資格では花の種類やそれぞれの花のアレンジメントに適した季節、アレンジの方法など基礎的な知識を学び、実践につなげていきます。
この資格を取るのであれば、ユーキャンでの通信講座がおススメでしょう。在宅での受講はもちろん、様々な教材も付いてくるのでとっても楽しみながら学習できます。
② 飾花インストラクター
飾花インストラクターとは、花に関する基礎的な知識を身につけ、アレンジメントとして応用していける技量を持った人に与えられる認定資格です。資格取得後は講師として活躍することもできますが、講師一筋で生計を立てるというよりは、ブライダル、インテリア、ホテルなどのサービス業に従事しながら、スキルアップのために資格を取得する方が多いようです。もちろん、仕事として使うだけでなく、趣味の一環として楽しむことも十分可能です。
日本インストラクター技術協会が主催する認定試験が偶数月に行われます。インターネットで申し込み、在宅受験をクリアすることで手軽に資格を取得することができます。
③ NFDフラワーデザイナー
この資格は日本フラワーデザイナー協会が認定しているものです。日本のフラワーアレンジメント界では最も歴史が古く、45年以上の歴史があります。これまでに28000名以上のフラワーデザイナーを送出し、それぞれ花店やフラワーアーティスト、プロ講師、趣味など様々な領域で活躍しています。そんな歴史と実績を持つ協会が主催しているだけあって、資格取得までのカリキュラムはかなり充実したものになっています。3級から1級まで分けられており、段階を踏んでいく必要があります。そのため気軽に資格を取りたいという方よりも、しっかりと基礎から学びたいという人におススメです。
④ フラワー装飾技能士
数あるフラワーアレンジメントの資格の中でも、唯一国家資格として認められているのがフラワー装飾技能士という資格です。国家資格というだけあり、受験者の条件が厳しく設定されています。3級から1級まで設けられていますが、いずれも実務経験が必須となっており、3級でも半年以上の実務経験、1級となると7年以上の実務経験が必要とされています。そのため、この資格は完全に花装飾業界で働く人向けであり、初心者には全く向いていないといえるでしょう。
⑤ プリザーブドフラワーアドバイザー
プリザーブドフラワーとは、花の水分を抜き、特殊な液を染み込ませることでその美しさをできるだけ長く延ばす手法を用いられた花のことです。プリザーブドフラワーアドバイザーは、この特殊技術を持ち、花の装飾をすることができる人に与えられる資格です。
試験は2月、6月、10月となっています。在宅受験が可能なので、忙しい方でもマイペースに取り組めます。