赤芽柳の原産地、開花時期、特徴、花言葉

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赤芽柳の原産地、開花時期、特徴、花言葉
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目次

読み方

あかめやなぎ

別名

振袖柳(ふりそでやなぎ)、丸葉柳(まるばやなぎ)

科目

ヤナギ科ヤナギ属

学名

Salix x leucopithecia

英名

Japanese pussy willow

分類

樹木

原産地

日本、朝鮮、中国など

分布

本州、山形・宮城県以南から四国・九州、朝鮮半島、中国南部など

樹高

10M〜20M程度

開花時期

4月〜5月

花言葉

「強い忍耐」

物事を諦めずに努力している人、信念や目標がある人、粘り強い人などを意味します。信念や目標がある人に贈りたい花言葉を持っています。

名前の由来について

若葉や新芽が赤みを帯びることから、赤芽柳という和名になりました。

また、赤芽柳を英語表記するとJapanese pussy willow といいます。Pussy willowである猫柳と山猫柳の雑種であり、日本が原産地なためJapanese pussy willowと言われます。また、学名のSalix x leucopitheciaは、ケルト語の「近い」「水」が語源という説と、ラテン語の「跳ぶ」が語源という説とあります。

赤芽柳(あかめやなぎ)について

ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木です。本州、山形・宮城県以南から四国・九州、朝鮮半島、中国南部に分布しています。河川や沼沢地など湿ったところに生えます。高さは10M〜20M程度まで成長します。雌雄異株で雄花は紅〜黄色になります。雌花は赤茶色です。ヤマネコヤナギとネコヤナギの雑種、もしくは、ネコヤナギとバッコヤナギの雑種とされています。アカメヤナギは、芽や枝や葉が赤みを帯びるのが特徴です。葉が丸いことから丸葉柳とも言われます。

花の特徴について

4月から5月頃に花序を出して黄緑色の花を咲かせます。

葉の特徴について

葉は広楕円形から長楕円形で裏面は粉白色をしています。若葉は赤みを帯びます。そのため、赤芽柳(アカメヤナギ)と呼ばれます。

ヤナギ科について

ヤナギ科はキントラノオ目に属する科の1つです。ヤナギやポプラなどの木本を含みます。約54属1200種が属します。ヤナギ亜科とカミニンギョウ亜科は、葉の鋸歯まで葉脈が入り込みます。ヤナギ属とヤマナラシ属を含み、かつてのクロンキスト体系や新エングラー体系ではこの2つのヤナギ属とヤマナラシ属のみがヤナギ科でした。ヤナギ連の特徴としては、葉は単葉で葉柄あり。互い違いに生え、発達するが早落性のものもあります。花は単性で、雌雄異株です。尾状花序を作ります。果実は、蒴果で、熟すと裂開して綿毛に包まれた小さな種子を出します。風に乗って散布されます。ヤナギ亜科にはイイギリ連、タカサゴノキ連、トゲイヌツゲ連、ヤナギ連などがあります。

まとめ

赤芽柳(あかやなぎ)は、若葉や新芽が赤くなるため、赤芽柳という和名になりましたが、学名では、水に近いを意味するSalix x leucopitheciaとなっています。国内でも本州、四国、九州など幅広い場所に分布していて、河川や沼沢地などで見ることができますので、見かける機会は非常に多いです。「強い忍耐」という花言葉を持っているため、何かの目標へ向かって信念もって粘り強く頑張っている人へのプレゼントなど赤芽柳の花などを渡すと良いでしょう。外で見るアカヤナギも良いのですが、個人的には、自宅の和室などに飾ってあるアカヤナギが、可憐で姿が美しく好きです。日本らしさを感じることができる植物で、観賞用には最適だと思います。ぜひ、ご自宅のお部屋にご検討ください。